エアライン, 空港, 解説・コラム — 2014年4月17日 08:50 JST

上海吉祥航空、名古屋と福岡就航へ 機内食も日本向けに

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 中国を拠点とするフルサービス航空会社の上海吉祥航空(DKH)は、名古屋の中部空港(セントレア)と福岡空港に年内にも定期便を就航する。DKHの趙宏亮総裁が4月16日、大阪市内で応じたAviation Wireとの単独インタビューで明らかにした。

名古屋と福岡への就航の意向を示す上海吉祥航空の趙総裁=4月16日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 DKHは1月31日に上海-那覇線(週4往復)、4月15日に上海-関西線(週7往復)を開設。今後は関西線のダブルデイリー(週14往復)化など増便も検討する。中部と福岡へは今夏以降就航したい考え。趙総裁は「日中両国の往来も最近は回復しているので、とても重要な市場だ。機内食やサービスも日本人の好みに合ったものにしていきたい」と述べた。

 那覇線と関西線の機材はエアバスA320型機で、座席数はビジネス8席、エコノミー150席の計158席。DKHはA320を32機、A321を2機の計34機を保有しており、2014年末に40機、2015年末に50機体制とする計画を進めている。2015年から2020年にかけては、250席以上の機体を導入し、上海から欧州、南アフリカ、南米への国際線を展開する予定。

 DKHは上海を拠点とする100%民間資本のフルサービス航空会社。2006年9月に事業運営を開始し、中国国内、国際線を含めて約60路線を運航している。

* インタビューの詳細は追って掲載します。

上海-関西線の運航スケジュール
HO1338 上海(14:50)→関西(17:50)
HO1337 関西(18:50)→上海(19:40)

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上海吉祥航空

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