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ANA、羽田国際線新ラウンジ公開 シェフ常駐”レストラン”も

 全日本空輸(ANA)は3月17日、羽田空港国際線ターミナルのラウンジの拡張・新設部分を報道関係者に公開した。30日にオープンし、座席数は現在の約2.5倍に、シャワー台数は2倍以上に増える。ファーストクラス用ラウンジには、ANA初の“レストラン”もお目見えする。

羽田国際線ターミナル本館のANAスイートラウンジにはシェフ常駐の“レストラン”も=3月17日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

フルコースの料理を提供するDINING h=3月17日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 国際線ターミナル本館にある、ファーストクラスの乗客やマイレージサービス最上級会員用の「ANAスイート・ラウンジ」と、一般会員用「ANAラウンジ」のフロアを拡張し、座席とシャワーを増設。同ターミナルの増床エリア(サテライト)にも、両ラウンジを新設した。

 本館側のANAスイート・ラウンジ内には、深夜便の利用者を対象にしたレストラン「DINING h」を30日から開設。従来のビュッフェ形式での食事に加え、同レストラン限定の和食・洋食のフルコースメニューを提供する。

 常駐するシェフが利用者から注文を受けてから調理するため、できたての温かい料理を食べられるのが特徴。専属係員も常駐し、ANA初の本格レストラン形式でのサービスとなる。午後7時半から翌日午前0時半まで利用でき、出発前にDINING hでフルコースの食事を楽しんで、機内ではゆっくり休む移動スタイルを提案していく。

 スイート・ラウンジでは、機内で好評のピエール・エルメ・パリ監修のクロワッサンや、新たに「レストランWakiya」が監修した「ピリッと辛い担々麺」も提供する。

 ANAは30日からの夏ダイヤで、羽田発着のロンドン線とパリ線にファーストクラスを設定。同社が羽田発着国際線にファーストクラスを設定するのは、今回が初めて。

*写真は全15枚。

ANAスイートラウンジ拡張部分=3月17日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

ANAスイートラウンジ拡張部分=3月17日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire