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スカイマーク、余剰737はチャーター活用 成田縮小、羽田は増便

 スカイマーク(SKY、9204)の西久保愼一社長は、4月からのエアバスA330-300型機(271席)就航により余剰となるボーイング737-800型機(177席)について、2クラス化を見送り現状のままチャーター便に活用する意向を示した。また、不採算の成田路線を縮小し、羽田路線を強化する。1月31日に都内で開いた決算説明会で明らかにした。

余った737をどう活用するか

余剰となる737をチャーター便に活用するスカイマーク=13年11月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 当初SKYは、幹線でA330への置き換えが進むと最終的に24機から25機になる737を、全機に2クラス制を導入して収益拡大を図る計画だった。1機あたり上級シートを20席配置し、25機に7億5000万円の投資を検討していたが、費用対効果が見合わないとして見送る。

 「余った737をどう活用するかが(2クラス化の)出発点だった」と語る西久保社長は、「修学旅行などチャーター便の