JAL、成田－ベンガルール20年3月就航　インドのシリコンバレー進出

　日本航空（JAL/JL、9201）は、成田－ベンガルール（バンガロール）線を2020年3月29日に開設する方針を固めた。JALのインド路線は成田－デリー線に続き2路線目となる。

成田－バンガロール線を開設するJAL＝PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　機材はボーイング787-8型機で、1日1往復を予定。「インドのシリコンバレー」とも言われ、IT産業が集積する南部のベンガルール就航で、日印間のビジネス需要やアジアと北米を結ぶ需要を狙う。

　既存のデリー線は、787-9で1日1往復運航。座席数は3クラス203席（ビジネス52席、プレミアムエコノミー35席、エコノミー116席）となっている。

　日本とインドを結ぶ直行便はJALのほか、全日本空輸（ANA/NH）が成田－デリー線とムンバイ線を1日1往復運航。デリー線が787-9、ムンバイ線は787-9または787-8を投入している。10月27日に始まる冬ダイヤでは、南東のベンガル湾に面するチェンナイへ成田から1日1往復で就航する。エア・インディア（AIC/AI）も、成田－デリー線を週4往復運航している。

運航スケジュール
成田（18:25）→ベンガルール（翌日00:05）
ベンガルール（02:45）→成田（14:55）
＊便名は後日発表。

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【お知らせ】
・正式発表に伴い運航スケジュールを追記しました。（19年1月23日 16:55 JST）
・バンガロールの地名表記が2014年11月から「ベンガルール」となったことから記事内の表記を合わせました。（19年1月23日 14:37 JST）