エアライン, 空港 — 2018年12月12日 16:18 JST

ピーチとバニラ、那覇新ターミナルに移転 19年3月から供用開始

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 ピーチ・アビエーション(APJ/MM)とバニラエア(VNL/JW)は12月12日、那覇空港のターミナルを2019年3月18日に変更すると発表した。同日からの新ターミナル施設供用開始に伴うもので、モノレール駅から直接アクセスできるようになる。

ピーチとバニラが現在利用する那覇のLCCターミナル=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 新ターミナル「際内連結ターミナル施設」は、那覇空港の国内線と国際線の両旅客ターミナルビルの間に新設。2社のカウンターは、国内線・国際線とも新施設の3階へ移転する。移転後は、沖縄都市モノレール那覇空港駅からのほか、バスやタクシー、自家用車などでも直接アクセスできるようになる。

 ピーチとバニラは現在、貨物エリア内にある、LCC専用ターミナルを使用。国内線ターミナルから、シャトルバスでのみアクセスできる。

 ピーチは2012年10月に、関西-那覇線を開設。2014年7月からは第2拠点化した。現在は那覇から国内2路線、国際4路線の計6路線を運航している。

 バニラは2013年12月に、成田-那覇線を開設。現在は那覇から国内線2路線、国際線1路線の計3路線を運航している。マレーシアのエアアジアとANAホールディングス(ANAHD、9202)が出資して2012年8月1日に就航後、2013年10月26日に運航を終えた旧エアアジア・ジャパン時代も、成田-那覇線を運航していた。

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ピーチ・アビエーション
バニラエア
那覇空港国内線旅客ターミナル

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