企業, 機体 — 2018年10月12日 14:20 JST

ベルとヤマトHD、eVTOL機の物流活用で合意 20年代の実用化目指す

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 米テキストロン傘下のベルヘリコプターと、ヤマト運輸を傘下に持つヤマトホールディングス(9064)は10月12日、荷物の新たな輸送形態の構築に向けて基本合意書を締結した。eVTOL機(Electric Vertical Take-Off and Landing:電動垂直離着陸機)の物流領域への活用を、2020年代半ばまでに実用化を目指す。

ベルとヤマトHDが実用化を目指すeVTOL機のイメージ画像(ベル提供)

 ベルは、荷物を運ぶ「ポッド(外装式輸送容器)」を搭載するAPT(Autonomous Pod Transport:自律運航型ポッド輸送機)の設計と開発、製造を主導。ヤマトHDは、物流ノウハウを活かし、APT用のポッドを開発する。2019年8月までに、両社はAPTとポッドの飛行と機能デモンストレーションの実施を計画している。

 ベルのAPTは、テイルシッター型の電動垂直離着陸機にポッドを搭載。時速100マイル(時速160km)以上の速度で飛行し、小型機の最大積載量は15ポンド(7kg)で、大型機では1000ポンド(453kg)の積載量になるという。

 ベルとヤマトHDは、経済産業省や国土交通省などが主導する国の「空の移動革命に向けた官民協議会」に参画している。

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Bell | Textron
ヤマトホールディングス

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