エアライン — 2018年8月12日 15:29 JST

日航機事故から33年、経験社員5%に 事故後入社の赤坂社長「新入社員に近い体験重要」

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 乗客乗員520人が亡くなった日本航空123便墜落事故から、8月12日で33年が経った。12日は早朝から、墜落現場となった群馬県多野郡上野村の御巣鷹山を、多くの遺族や関係者らが訪れた。

 JALによると12日午後2時現在で、三十三回忌を迎えた昨年よりも13家族81人少ない79家族266人の遺族が、時折激しい雨が降る御巣鷹山を訪れた。これまでの同時刻の過去最多は2015年で、100家族387人だった。

御巣鷹山の「昇魂之碑」に献花し一礼するJALの赤坂社長=18年8月12日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 今年4月に、事故後入社の社員で初めて社長に就任したJALの赤坂祐二社長は午後1時21分すぎ、山頂付近にある「昇魂之碑」を訪れ、出迎えた御巣鷹山の2代目管理人、黒沢完一さんにあいさつして一緒に献花し、線香をたむけた。

 1962年生まれの赤坂社長は、事故後の1987年4月に技術系総合職(現在の業務企画職技術系)としてJALに入社。入社後は整備士として現場で機体整備に従事し、2009年4月に安全推進本部部長兼ご被災者相談部長、2014年4月に執行役員整備本部長とグループの整備会社JALエンジニアリング(JALEC)社長に就任。2016年4月に常務執行役員に昇格し、今年4月から社長を務めている。

 赤坂社長は、「何度も登っているが


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