エアライン — 2018年6月4日 11:07 JST

ワンワールド、新制度「コネクト」 フィジー・エアが第1号

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 日本航空(JAL/JL、9201)などが加盟する航空連合のワンワールドは現地時間6月3日、会員制の新プラットフォーム「ワンワールド・コネクト」を発表した。最初のパートナーとして、フィジー・エアウェイズ(FJI/FJ)が参加を表明した。

ワンワールド・コネクトのパートナー第1号となったフィジー・エアウェイズのアンドレ・ヴィロエンCEO(前列右から2人目)とワンワールド加盟社の首脳陣=18年6月3日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

ワンワールド・コネクトのロゴ(ワンワールドの資料から)

 ワンワールド・コネクトのパートナーになるためには、ワンワールド加盟社が最低3社スポンサーとして支援する必要がある。フィジーは、ワンワールド創設メンバーであるアメリカン航空(AAL/AA)とブリティッシュ・エアウェイズ(BAW/BA)、キャセイパシフィック航空(CPA/CX)、カンタス航空(QFA/QF)の4社すべてがサポートする。

 フィジーは現在、アメリカンとキャセイパシフィック、カンタスとコードシェア(共同運航)を実施中。ブリティッシュ・エアとは、2社間の協力分野について協議を進めている。

 ワンワールド・コネクトに参加する航空会社は、ファーストクラスやビジネスクラスの乗客がワンワールド加盟社が運営する空港ラウンジや、優先搭乗制度を利用できる。また、マイレージの付与など、スポンサーとなる加盟社との間で特典を設けることもできる。

 安全面では、ワンワールド・コネクトに参加する場合は、IATA(国際航空運送協会)の安全認証「IOSA」を維持する必要がある。

 フィジーは、ナンディ-成田線を7月に再開予定。2009年3月以来、9年4カ月ぶりに日本市場へ再参入する。

ワンワールド・コネクトのパートナー第1号となったフィジー・エアウェイズのアンドレ・ヴィロエンCEO=18年6月3日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

ワンワールド・コネクトのパートナー第1号となったフィジー・エアウェイズの客室乗務員(中央)とワンワールド加盟社の客室乗務員=18年6月3日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

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