エアライン — 2018年5月19日 08:45 JST

ANA、搭乗355日前から予約可の国内線新運賃 マイル会員限定「スーパーバリューアーリー」

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 全日本空輸(ANA/NH)は5月18日、搭乗日の355日前から予約できる国内線新運賃「ANA SUPER VALUE EARLY(ANAスーパーバリューアーリー)」を発表した。ANAのマイル会員制度「AMC(ANAマイレージクラブ)」の会員限定運賃で、9月3日から販売する。

搭乗355日前から予約できるマイル会員限定の国内線新運賃を設定したANA=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 新運賃は、帰省や早めに旅程を決める旅行などを想定した早期割引運賃。ANAをはじめ、航空会社の運航スケジュールは、3月下旬に始まる夏ダイヤの場合は2カ月前の1月下旬、10月下旬開始の冬ダイヤは8月下旬に確定する。このため、運航スケジュールが未確定の段階で販売を始めることから、払戻手数料と搭乗日の55日前までの取消手数料はかからない。

 運航スケジュール確定後、発着時刻の変更や運休が生じた場合は、予約便の変更や払い戻しに応じる。

 空席予測に連動した運賃のため、予約時期により金額が異なる場合がある。期間や便によっては設定がない場合もあり、航空券購入後は予約を変更できない。また、航空券を購入する全員が、同行者も含めてAMC会員であることが条件になる。

 販売開始時に対象となる搭乗期間は、夏ダイヤ期間の2019年3月31日から2019年10月26日まで。繁忙期にあたる4月27日から5月6日、8月10日から8月18日までの「ピーク期間」の場合、羽田-札幌線は片道2万7700円から3万3400円、羽田-伊丹線は1万9200円から2万3100円、羽田-福岡線は3万200円から3万6500円、羽田-那覇線は3万3300円から4万200円などとなっている。

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