エアライン, 空港 — 2018年4月24日 13:30 JST

フィンエアー、日本就航35周年 支社長「まだまだ駆け出し」

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 フィンエアー(FIN/AY)は4月24日、日本就航35周年を迎えた。初めての日本就航地となった成田空港で、35周年を祝う記念式典を開催した。

日本就航35周年を迎えたフィンエアーの成田発ヘルシンキ行きAY74便=18年4月24日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 フィンエアーは1983年4月22日、ヘルシンキ-成田線を週1往復で開設。ヘルシンキからの初便は翌23日、成田に到着した。23日は機材を夜間駐機し、成田からの初便は翌24日に出発した。

 成田線はその後、段階的に増便。2010年3月27日のヘルシンキ発便からは、それまでの週4往復から1日1往復のデイリーに増便した。現在は成田のほか、関西と中部(セントレア)に1日1往復ずつ乗り入れ、福岡へ週3往復季節運航している。

 成田線は現在、デイリー運航のAY73/74便と、週4往復のAY71/72便で、週11往復運航している。AY071/072便は5月12日のヘルシンキ発から増便し、週7往復化。増便後は1日2往復のダブルデイリーで運航する。

 成田線のダブルデイリー化で、フィンエアーの日本路線は、4空港に週31往復運航することになる。

成田発ヘルシンキ行きAY74便の機長と握手するフィンエアーの永原支社長(右)=18年4月24日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 フィンエアーの永原範昭日本支社長は、「35年前は東西冷戦の最中。ソビエト上空を飛行できず、米アラスカ州アンカレッジ経由が主流だった」と就航当時の状況を振り返った。「フィンエアーは初めて、北極回りでの欧州便を就航した」と述べ、当時、西欧と日本を結んだ唯一の直行便となったことを紹介した。

 永原支社長は日本就航35周年となった同社を、他社と比較し「まだまだ駆け出し」としつつ、利用客に謝辞を述べた。

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