エアライン, ボーイング, 機体 — 2018年2月8日 17:36 JST

シンガポール航空、関空に787-10初便 5月から世界初の定期便

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 シンガポール航空(SIA/SQ)は2月8日、3月に受領するボーイング787-10型機をシンガポール-関西線に初投入すると発表した。787-10による世界初の定期便で、5月就航を目指す。

シンガポール航空の787-10初号機(同社提供)

 787-10は、787ファミリーで3機種目となる超長胴型で、2017年3月31日に飛行試験初号機(登録番号N528ZC)が初飛行に成功。長胴型である787-9の胴体を5.5メートル延長したもので、全長は787最長の68メートルとなり、設計と部品は787-9と95%共通している。

 シンガポール航空は、787-10を運航する世界初の航空会社で、確定発注は49機。3月に米サウスカロライナ州にあるチャールストン工場で初号機(9V-SCB)を受領する見通し。座席数は2クラス337席で、ビジネスクラス36席、エコノミークラス301席となる。

 関西空港への定期便就航に先駆け、シンガポール-バンコク線、クアラルンプール線の一部で、乗務員の訓練を目的としたフライトを実施する。同時に、787-10に導入するアジア域内路線用の新機内プロダクトもお披露目する。

 シンガポール航空の日本路線は関空のほか、羽田と成田、中部(セントレア)、福岡の5空港へ乗り入れている。787-10に加え、シンガポール航空は777-300ERの後継となる777Xファミリーの777-9を20機確定発注しており、2021-22年度に受領する見込み。

 シンガポール-関西線は1日2往復で、現在はエアバスA330-300型機(2クラス285席:ビジネス30席、エコノミー255席)で運航している。

シンガポール航空の787-10初号機(同社提供)

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