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RAC、Q300退役へ 1月末で定期便終了、遊覧飛行も

 日本航空(JAL/JL、9201)グループで沖縄の離島路線を運航する琉球エアーコミューター(RAC)は、ボンバルディアQ300型機(DHC-8-Q300、登録番号JA8936)による定期便運航を、2018年1月31日に終了する。翌2月1日には、那覇空港発着のさよならチャーターフライトを計画している。

那覇空港に駐機中のRACのQ300(左)=17年10月22日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

那覇空港に駐機中のRACのQ300=17年10月22日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 Q300は双発ターボプロップ(プロペラ)機で、RACでは2007年就航。座席数は1クラス50席で、同社にとって5機目のDHC-8となり、4機のQ100(DHC-8-Q100、1クラス39席)とともに沖縄の離島間を結んだ。塗装は現行の鶴丸ロゴに塗り替えられることはなく、旧アーク塗装のまま退役する。

 RACは2016年4月15日に、Q100とQ300の後継機となるQ400CC(カーゴコンビ、1クラス50席)を就航させた。Q400の機体後方にある貨物室を拡張した機体で、合わせて5機あるQ100とQ300を、すべてQ400CCに置き換える。最終受領機となる5号機(JA85RC)は、今月那覇へ到着した。

 RACでは、Q300による定期便運航を、1月31日で終了する予定。翌日のさよならチャーターは2時間の予定で、ゆかりの飛行経路を飛んだ後、那覇で航空教室を開き、記念品をプレゼントする。募集は40人で、1月中旬に料金などの詳細を発表する見通し。

 国内の航空会社では、RACのほかにANAウイングス(AKX/EH)がQ300を運航していたが、2014年3月31日に全機退役。このほかに、国土交通省航空局(JCAB)が飛行検査機を1機(JA007G)運用している。

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