エアライン, ボーイング, 機体 — 2017年12月6日 22:25 JST

JAL、特別塗装機で地球温暖化対策PR 777にSDGsロゴ

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 日本航空(JAL/JL、9201)は、航空機で大気観測する「CONTRAIL」プロジェクトが、環境省による2017年度の地球温暖化防止活動環境大臣表彰で国際貢献部門を受賞したことを受け、CONTRAILの特別塗装機に12月18日から国連が定める「持続可能な開発目標(SDGs)」のロゴを描く。

SDGsロゴを描くJALのCONTRAIL特別塗装機のイメージイラスト(同社資料から)

JALのCONTRAIL特別塗装機=12年7月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 JALは、SDGsの目標の一つである「気候変動への具体的な対策」を具現化するプロジェクトとして、CONTRAILに参画。JALのほか、国立研究開発法人の国立環境研究所、気象庁の気象研究所、航空機内装品大手のジャムコ(7408)、公益財団法人のJAL財団が参画する共同研究プロジェクトで、世界初の試みとして1993年に観測を開始して以来、地球温暖化の原因のひとつとされる二酸化炭素(CO2)の濃度観測や上空大気の採取を、世界の空で継続的に行っている。

 観測で得られた上空大気のデータは、地球温暖化メカニズムを解明する研究のため、世界中の研究者に広く公開・提供されている。JALによると、定期便を用いた観測は世界のほかの研究チームにも広がっているという。これにより、CO2濃度をより広範囲に高頻度で詳細に測定することが可能になり、地球規模で長期的な大気変動メカニズムの解明を目指す研究に繋がっている。

 18日からは、2機のボーイング777-200ER型機(登録番号JA705J、JA707J)に、SDGsのロゴマークを描く。現在CONTRAILの特別塗装を施して運航中の機材で、新たに機体前方左側L1ドア横と、CONTRAILロゴ横にデカールを貼り、SDGsの普及や啓発につなげる。

 初便は、羽田を午後2時35分に出発する上海行きJL85便を予定。その後はシンガポール、バンコク、香港、ホノルル線を中心に運航する見通し。

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