企業, 機体 — 2017年12月6日 06:01 JST

島津製作所、民間機用装備品の子会社設立

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 島津製作所は、民間航空機用装備品の製造に特化した100%子会社「島津エアロテック」(本郷祐自社長)を12月1日に設立した。稼働は2018年4月を予定している。フライトコントロールシステムに使用されるギヤ製品などを製造する。

航空機向けのAPUエア・インレット・ドア・アクチュエーター(島津製作所提供)

 フライトコントロールシステム向けのほか、アクチュエーターやギヤ関連製品など民間航空機用装備品を製造。生産効率を向上させ、競争力を高める狙いがある。稼働時の従業員数は 約70人となる見通し。

 航空機用ギヤは寸法や品質の厳重な管理が求められるため、島津製作所ではこれらの製品の内製化を進めている。エンジンアクセサリーのギヤボックスなどに組み込まれる高速回転ギヤは、高難度な機械加工に対応できる機械設備群を新たに導入。専用の製造ラインを増設する。

 ボーイングへ737 MAXと777のAPU(補助動力装置)で使用するアクチュエーターを納入するなど、民間航空機向け装備品の主要顧客は米国企業が中心。材料調達や高難度な機械加工を主に新会社で担い、部品調達や組立を米国子会社「Shimadzu Aircraft Equipment USA」が行うなど、グループ全体でサプライチェーンの最適化を進め、リードタイム短縮や品質向上を目指す。

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島津製作所

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