国土交通省航空局（JCAB）は12月2日から、画像解析技術を応用した警備システムの実証実験を、羽田空港で展開する。カメラで不審者や不審物を検知し、警備を強化する。19日まで。
12月に不審者検知の実証実験を展開する羽田空港国際線ターミナル＝16年4月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
国際線ターミナル2階の到着ロビーで実証実験する。到着ロビーにカメラを設置し、対象物を検知する。2020年東京五輪・パラリンピックに向け、空港の自主警備体制を強化する。
実証実験には兼松（8020）とセコム（9735）、綜合警備保障（2331）、東芝インフラシステムズ、日本電気（NEC、6701）、パナソニック システムソリューションズ ジャパン、日立製作所（6501）、三菱電機（6503）の8社が協力する。
関連リンク
国土交通省 [1]
兼松 [2]
セコム [3]
綜合警備保障 [4]
東芝インフラシステムズ [5]
日本電気 [6]
パナソニック システムソリューションズ ジャパン [7]
日立製作所 [8]
三菱電機 [9]
羽田空港での各種実証実験
・羽田空港、スマホかざして多言語案内 国際線で実証実験 [10]（17年8月9日）
・行列を自動で進むイス、羽田空港で実証実験 日産の自動運転応用 [11]（17年3月24日）
・羽田空港、ロボット17台で実証実験 案内や清掃の効果検証 [12]（16年12月15日）
・羽田空港、利用客誘導のUD化実験 NTT、パナソニックと [13]（15年12月4日）