- Aviation Wire - https://www.aviationwire.jp -

アシアナ航空、日韓線にA380とA350投入

 アシアナ航空(AAR/OZ)は、10月29日から2018年3月24日までの冬ダイヤ期間中、ソウル(仁川)-成田線にエアバスA380型機を、ソウル(仁川)-関西線と福岡線にA350-900を投入する。

成田に再就航するアシアナ航空のA380=14年6月13日 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire

 A380は、10月29日から期間中毎日運航。成田行きOZ102便はソウルを午前9時に出発し、午前11時20分着。ソウル行きOZ101便は成田を午後1時20分に出発して、午後3時55分に到着する。

 A350は、関西線は12月29日から2月6日まで毎日、福岡線は10月29日から2月6日までの水曜と金曜、日曜の週3日、2月7日から3月24日までは毎日投入する。

 関西行きは、ソウルを午前8時5分に出発するOZ112便と、午後2時10分に出発するOZ114便で、ソウル行きは関西午前10時50分発のOZ111便と午後5時発のOZ113便となる。福岡行きは、ソウルを午前9時に出発するOZ132便で、ソウル行きは福岡午前11時30分発のOZ131便となる。

 A380の座席数は、3クラス495席でファースト12席、ビジネス66席、エコノミー417席。A350は3クラス331席で、ビジネス28席、プレミアムエコノミー36席、エコノミー247席となっている。

 エアバスの9月末時点での受注履歴によると、アシアナは発注済みのA380全6機を受領済みで、A350-800を8機、A350-900を12機、A350-1000を10機発注済み。このうち、運航中のA350-900は3機受領済みで、A350-800は現在発注しているのがアシアナのみで、エアバスが製造しない意向を示している。

関連リンク
アシアナ航空 [1]
ASIANA A350 [2]

アシアナ航空、A350関空就航 1日2往復、7月に2号機 [3](17年6月15日)
エアバス、A350短胴型中止へ 777のシェア奪取へ [4](16年6月1日)
アシアナ航空、A350初号機受領 12社目 [5](17年4月25日)
アシアナ航空、A350初号機公開 5月関空投入へ [6](17年3月17日)
アシアナ機の広島事故、経路より低い進入原因 韓国当局に勧告 [7](16年11月24日)
アシアナ機事故、衝突2秒前にゴーアラウンド試行か [8](15年5月13日)
アシアナ航空、A380成田就航 7月から関空も [9](14年6月13日)