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ピーチ、札幌3路線就航 18年度の拠点化前進

 ピーチ・アビエーション(APJ/MM)は9月24日、仙台-札幌(新千歳)線を開設した。24日はこのほか、札幌から福岡と台北(桃園)の3路線を開設し、2018年度に計画する新千歳空港の第4拠点化に向けて動き出した。

札幌-仙台線の就航をPRするピーチの客室乗務員=17年9月24日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

新千歳空港で出発を待つ仙台行きMM414便=17年9月24日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 仙台-札幌線は1日2往復運航し、機材はエアバスA320型機(1クラス180席)。札幌午前着となるMM413便は、仙台を午前10時に出発し、午前11時15分に到着する。仙台行きMM414便は正午に札幌を出発し、午後1時5分に到着する。

 夕方に札幌へ到着するMM417便は午後2時45分に仙台を出発し、午後4時着。仙台行きMM418便は午後5時に札幌を出発し、午後6時5分に到着する。

 ピーチの札幌路線はこれまで1路線のみで、関西から1日3往復運航。24日に3路線を開設したことにより、札幌発着便を4路線運航することになる。就航記念式典であいさつした森健明副社長は「きょうはピーチにとって記念すべき日になる」と述べた。

 札幌発初便となった24日の仙台行きMM414便(A320、登録番号JA814P)は180人が予約し、173人(うち幼児3人)が搭乗した。定刻は正午発だが、同時間帯は新千歳からの出発便が集中。保安検査場が混雑したことにより、定刻より22分遅れの午後0時22分に出発した。

 記念式典後、森副社長やピーチの客室乗務員らが、ハイタッチで乗客を見送った。また、保安検査場の混雑により、出発時刻を過ぎても搭乗口に現れない人も多く、駆け足で乗り込む姿が多く見受けられた。

新千歳空港で仙台行きMM414便の乗客をハイタッチで見送るピーチの森副社長(中央)=17年9月24日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

新千歳空港で仙台行きMM414便の小さな乗客をハイタッチで見送るピーチの客室乗務員=17年9月24日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

新千歳空港で仙台に向け出発するMM414便=17年9月24日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

運航スケジュール
仙台→札幌
MM413 仙台(10:00)→札幌(11:15)
MM417 仙台(14:45)→札幌(16:00)

札幌→仙台
MM414 札幌(12:00)→仙台(13:05)
MM418 札幌(17:00)→仙台(18:05)

関連リンク
ピーチ・アビエーション [1]
新千歳空港 [2]

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