エアライン, ボーイング, 機体 — 2017年8月15日 19:19 JST

ALCとアエロメヒコ航空、787-9追加リース契約

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 ロサンゼルスを拠点とする航空機リース会社ALC(エア・リース・コーポレーション)は現地時間8月14日、アエロメヒコ航空(AMX/AM)とボーイング787-9型機1機について、長期リース契約を締結したと発表した。

ALCと787-9の追加リース契約を結んだアエロメヒコ航空(ボーイング提供)

 アエロメヒコが、ALCからリース導入する787-9としては4機目。最初の2機は納入済みで、3機目が2018年6月、今回契約した4機目は2019年4月にアエロメヒコへ引き渡される見通し。エンジンは米GE製GEnx-1Bを選定した。

 アエロメヒコは、自社購入として787-8を2機、787-9を6機発注しており、2機の787-9を残して受領済み。エンジンはいずれもGEnx-1Bを選定している。787-9は、メキシコシティ-ロンドン(ヒースロー)線に投入しており、座席数は2クラス274席(ビジネス36席、エコノミー238席)となっている。

 アエロメヒコの日本路線は、メキシコシティ-成田線のみで1日1往復。機材は787-8で、座席数は2クラス243席で、ビジネス32席とエコノミー211席となっている。

 787-9のエンジンはGEnx-1Bのほか、英ロールス・ロイス製トレント1000を選択できる。ALCは、787-9を23機発注済みで、このうちGEnx-1Bを選んだ機体が17機、トレント1000を選定した機体が3機で、残り3機はエンジンを決めていない状態になっており、リース導入する航空会社により決まるとみられる。

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