エアライン, ボーイング, 機体, 空港 — 2017年5月29日 06:00 JST

チャイナエア、三熊友達号が高雄-熊本就航

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 台湾のチャイナエアライン(中華航空、CAL/CI)は5月26日、台湾観光局と台湾南部の高雄市政府、熊本県と提携した特別塗装機「三熊友達号」(ボーイング737-800型機)を高雄-熊本線に就航させた。

チャイナエアが5月26日から高雄-熊本線に就航させた「三熊友達号」(同社提供)

 機体には「三熊 一緒にPLAY」をコンセプトに、日本と台湾で人気のクマ3頭を描いた。日本は熊本のマスコットキャラクター「くまモン」、台湾は觀光局の「Oh! Bear(オーション/オーベア)」と高雄の「高雄熊(ガオションション/ヒーロー)」で、観光大使として日台間の友好関係が深まるようにとの願いを込めた。

 機体右側には台湾の春の芝生、高雄で最高層の85スカイタワー、ルリマダラ(紫斑蝶)を、左側には九州の春の桜吹雪や熊本城、阿蘇山が描かれた。

 26日の初便就航後は、同路線を週3往復運航し、高雄-成田、関西、那覇線への投入も予定している。座席数は、ビジネス8席とエコノミー150席の2クラス158席となる。機内のヘッドレストカバーや紙コップ、枕、トランプカード、ウェットティッシュ、おもちゃ、ショッピングバッグなどにも三熊が描かれている。

 チャイナエアは、2015年10月25日に高雄-熊本線を開設。九州へは福岡と宮崎、鹿児島を合わせて週23往復が台湾から乗り入れ、子会社のマンダリン航空(華信航空、MDA/AE)が、台中-大分線を定期チャーター便で週2往復運航している。

 台湾南部からの日本路線は、高雄から札幌、羽田、関西空港、熊本、那覇へ、台南からは関空へ就航している。

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