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GW予約率、国際線は7割超え 国内予約数、大幅増

 全日本空輸(ANA/NH)や日本航空(JAL/JL、9201)、スカイマーク(SKY/BC)など航空11社は4月21日、ゴールデンウイークの予約状況を発表した。対象期間は4月28日から5月7日までの10日間。

 11社の発表値を合計すると、予約数は国際線が前年比7.0%増の60万7811人で、国内線は11.2%増の260万1807人。提供座席数は国際線が4.9%増の77万4296席で、国内線は1.7%増の386万4720席となった。11社平均の予約率は国際線が1.5ポイント上昇し78.5%、国内線は5.7ポイント上昇し67.3%となっている。

 予約数を見ると、国際線はJALが微増で、ANAなどは前年を上回っている。LCC各社は2016年に国際線の新規就航が相次ぎ、前年超えが目立った。国内線はフルサービス航空会社(FSC)、LCCともに、おおむね前年を上回っている。

 出発のピークは各社異なるが、下りは4月29日、上りは5月7日となった。

航空各社が発表したゴールデンウイークの予約状況(各社の発表資料からAviation Wire作成)

ANA

11社全体で予約率が78.5%となった国際線=14年7月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ANAの予約数は国際線が前年比