エアバス, 機体 — 2017年4月3日 16:28 JST

エアバス、A319neoが初飛行 LEAPエンジン機

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 エアバスは現地時間3月31日、A319neoの飛行試験初号機(登録番号D-AVWA)の初飛行に成功したと発表した。

初飛行するA319neo=17年3月31日 PHOTO: C.Brinkmann/Airbus

 初飛行した試験機は、CFMインターナショナル社製LEAP-1Aエンジンを搭載。独ハンブルクを離陸後5時間飛行し、仏トゥールーズへ到着した。

 今回の初飛行では、基本的な機体の操縦特性を評価し、主要なシステムの動作を確認。今後はトゥールーズで型式証明取得に向けた飛行試験を実施していく。

 A319neoは、3機種あるA320neoファミリーのうち、もっとも小さい機種。座席数は最大1クラス160席、2クラス124席で、高温、高高度で滑走路の短い空港でも優れた性能を発揮するという。

 A320neoファミリーは、2月末時点で90社以上から5063機の受注を獲得し、約60%のシェアを得ている。内訳はA319neoが55機、A320neoが3624機、A321neoが1384機となっている。

 新型エンジンと翼端のシャークレットにより、現時点で燃費を15%以上改善し、2020年までには20%に向上させる。

ハンブルクを離陸し初飛行するA319neo=17年3月31日 PHOTO: C.Brinkmann/Airbus

A319neoの初飛行を担当したエアバスのテストパイロット=17年3月31日 PHOTO: C.Brinkmann/Airbus

トゥールーズへ到着したA319neo=17年3月31日 PHOTO: Sylvain RAMADIER/Airbus

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