日本航空(JAL/JL、9201)と全日本空輸(ANA/NH)は、3月1日から国際貨物便の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を引き上げる。
貨物1キログラムあたりの燃油サーチャージは、JALが米州や欧州、アフリカ、中東などの遠距離路線を6円から12円に、アジア遠距離路線を3円から6円に、香港や中国、フィリピン、台湾、韓国、グアムなどのアジア近距離路線を3円から6円に、それぞれ引き上げる。
ANAは北米や欧州、中東などの長距離路線を、43円から50円に、シンガポールやタイ、ベトナム、インドネシアなどの遠距離アジア路線を40円から46円に、韓国や台湾、中国、香港、フィリピンなどの近距離アジア路線を35円から40円に引き上げる。
貨物便の燃油サーチャージは、シンガポールで取引されるジェット燃油価格で算出。JALとANA両社は、2カ月前の平均値を基に毎月改定している。3月分の基準となる1月の平均価格は1バレル当たり