エアライン — 2016年11月30日 19:30 JST

ANA、アジア行きビジネスで紀州梅真鯛 Tastes of JAPAN第14弾

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 全日本空輸(ANA/NH)をはじめとするANAグループは、12月から機内や空港ラウンジで群馬、東京、和歌山の各都県の特産品を提供する。今回で14回目となった、日本各地の名産品などを紹介する「テイスト オブ ジャパン バイ ANA(Tastes of JAPAN by ANA)」の一環で、2017年2月までの3カ月間限定。

アジア行きビジネスで提供する「郷土料理 和歌山」(ANA提供)

 バンコク、シンガポール、クアラルンプール、ジャカルタ行きのビジネスクラスでは、県産の食材を使用した「郷土料理 和歌山」を提供。梅から抽出したエキスを飼料に混ぜて養殖した「紀州梅まだい」を主菜にした一品で、南高梅をアゴ(トビウオ)の出汁につけ込んだ「あごだし梅」を添えて提供する。

 日本発の欧米とシンガポール行きファーストクラスでは、群馬県産の氷室豚のスペアリブや、東京湾で獲れたフッコ(スズキ)のフライなどを提供する。

 羽田国際線ラウンジ内「DINING h」では、群馬県産の赤城鶏と下仁田ネギのポトフを12月に、江戸伝統野菜と東京しゃも(鶏肉)の味噌煮を1月に、衣揚げにした和歌山県産足赤えびのサラダ仕立てを2月に、それぞれ提供する。

 成田・羽田の国際線ANA SUITE LOUNGEでは、東京産の牛乳を使用したプリンや、群馬県の鶏卵せんべい「下馬将軍」などを提供する。

 また、各都県の日本酒と焼酎を空港ラウンジに用意。羽田と関西の各国際線では和歌山の日本酒14銘柄を、成田国際線では東京の日本酒9銘柄と焼酎3銘柄を、羽田国内線では群馬の日本酒12銘柄を提供する。

 「テイスト オブ ジャパン バイ ANA」は、2013年9月にスタートしたプロジェクト。食や酒、スイーツ、文化などをテーマに3カ月間、3つの都道府県をピックアップして特集する。約4年ですべての都道府県を網羅する見込み。9月から11月までの第13弾では、秋田、埼玉、島根の各県を紹介した。

欧米行きファーストで提供する群馬県産氷室豚のスペアリブ(ANA提供)

欧米行きファーストで提供する東京湾産フッコのフライ(ANA提供)

関連リンク
Tastes of JAPAN by ANA

ANA、アジア行きビジネスで比内地鶏 Tastes of JAPAN第13弾(16年9月6日)